組み込みエンジニア道vol.1

組み込み開発

文系組み込みエンジニアのJINOZAです。

私は文系出身でありながら、社会人になってから組み込みエンジニアに転職しました。

この「組み込みエンジニア道」シリーズでは、「組み込み業界を広く知ってもらい、少しでも多くの人に組み込みエンジニアを志してほしい」という想いの元、私なりにアドバイスができればと考えています。

初回は、未経験から組み込みエンジニアになるためには、まずどのようなアクションを起こせばよいかを解説します。

C言語を勉強する

組み込み開発のプログラミングでは、C言語をメインで使います。

C言語はプログラミング言語の中でも代表的な言語です。

組み込みエンジニアを志してから最初に勉強したのが、C言語でした。

プログラマーであれば誰もが通るで道であろう「Hello world」の出力から取り組みました。

ただし注意しなければならないのが、組み込みのプログラムはハードウェアを動かすことが主目的であるという点です。

アプリ寄りのプログラムではなく、レジスタ(メモリのようなもの)を直に触るようなプログラム手法になります。

おすすめはPIC(マイコンの小さい版)を題材にしている参考書です。組み込み向けのプログラム手法について、大抵の場合は解説が付いています。

電子回路を勉強する

組み込みプログラムがどのようなものか何となく理解できたら、次は電子回路です。

私自身、かろうじて「オームの法則」は知っているレベルだったので正直苦労しました。

勉強のコツとしては、「できる限り簡単な参考書から取り組む」です。

電子回路をちゃんと理解しようとすると、やはりそれなりに難易度が高いものです。(だからこそやる価値があるとも言えますが)

まったくの未経験であれば、小学生向けの書籍を読むと良いでしょう。「電子とは何か」という基礎の基礎から理解するべきです。

まとめ

組み込みエンジニア道の初回では、未経験者がまず取り組むべきこととして「C言語」「電子回路」を紹介しました。

・C言語を勉強する際は組み込み系(PIC等)をメインでやること

・電子回路を勉強する際は小学生でも理解できるような内容の書籍を選ぶこと

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