文系組み込みエンジニアのとある1日

組み込み開発

文系組み込みエンジニアのJINOZAです。

「組み込みエンジニアに興味があるけど、具体的な業務内容はどんなだろう?」と思う方もいると思います。

ここでは現役の文系組み込みエンジニアが1日の業務内容の一例を紹介します。

是非参考にしていただいて、組み込みエンジニアとして働くイメージを掴んでもらえたらと思います。

出社〜お昼

まず出社後は始業まで時事ニュースや新聞をチェックします。
職種に限らず世の中の情勢を知ることは大切です。

その後、メールチェックから始めます。主には新規案件で見積もり依頼などが来ていないか確認します。また不具合報告があれば優先的に対応します。

メールチェック後、その日に取り組むべきタスクを整理して優先順位を決めます。

基本的には「最も思考を必要とする仕事」を午前中にやるようにしています。
例えば回路設計や仕様検討などがあります。脳が一番冴えているのは基本的に午前中です。
負荷の重い設計業務に取り組むのならば午前中が断然おすすめです。

私はどちらかと言うとハード寄りのエンジニアなので、主業務は回路設計になります。
FPGA回路設計(プログラム言語のようなもので回路設計をする)もします。
ソフト屋さんであれば、コーディング(プログラムを書くこと)をしたり、仕様検討がメインになるでしょう。

午後

午後一番は眠気が襲ってきやすいので単純作業から取り組みます。CAD用部品ライブラリの作成など、トレース作業が主です。

回路設計が終わっていれば部品リストの作成などもします。部品リストは基板に実装する部品のリストで、購買さんはこれを参照して部品を購入します。

作業に区切りがついたら20分ほど仮眠します。仕事中に昼寝は良くないという考えはもはや過去のものです。後の効率を考えると仮眠はマストだと考えています。集中力が段違いに良くなります。
仮眠を取るなら15時までにしましょう。それ以降に寝てしまうと夜の睡眠に影響してしまします。

仮眠後は再び深い思考が必要な業務に取り掛かります。頭がスッキリしているので作業も捗ります。

退社前

その日の出来事を日記(テキストデータ)に残すようにしています。設計で行き詰まった時、どのように対処したか遡って参考に出来るので大変重宝しています。

まとめ

エンジニアのとある1日をご紹介しました。もちろんこの限りではないですが、基本的な仕事の流れは大きく変わりません。いずれにせよ、可能であれば適度な仮眠を取ることはおすすめします。

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