文系組み込みエンジニアのおすすめ書籍vol.1

組み込み開発

私は文系出身ながら転職して組み込み開発エンジニアになりました。初めの頃は右も左もわからず苦労したものです。

未経験からの転職だったので、業務に追いつくためには自主学習が必要でした。いわゆるリスキリングです。

いろいろな書籍を読み漁りましたが、その中でも特に役に立ったものを厳選してご紹介したいと思います。参考にしていただけると嬉しいです。

ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ

ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ(翔泳社)

ボリュームのある本ですが、これ一冊で組み込み開発に必要な知識について、かなりの部分を網羅できます。私の愛読書と言っても過言ではありません。何度も読み返して理解を深めました。

アナログ回路や電気的な話については深く言及していません。ある程度抽象化された概念、いわゆるデジタル設計について丁寧に説明がなされています。

一見難しそうに感じるかもしれませんが、2進数のような基本的なことから解説されているので、丁寧に読み進めれば独学でも理解は可能です。

また、ハードウェア設計からソフトウェア設計まで横断的に解説されているので、万能なエンジニアを目指したいのであれば読んでおいて損はありません。

この本一冊あれば、簡単なカウンタ回路からCPUのつくり方まで学習することができます。CPUがどのような構造をしているか知りたい方にもおすすめです。

内容が濃いので一回の読破ですべてを理解することは困難だと思います。何回も繰り返し読まれることをおすすめします。

組み込みエンジニアのバイブルとして自信を持っておすすめできる一冊です。是非手に取ってみてください。

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